世界パーキンソン病デーの 4 月 11 日、参院議員会館で開催された国会請願集会
に藤目、溝上、浅野(タートルの会)の3人で参加しました。全国の会員で集めた
署名は約 11 万筆になりました。香川県支部は 9,170 筆の署名を持参し集会に参加
しました。国会議員の先生方も十数名来られていました。
西﨑代表理事の挨拶から始まり、会員の声、出席議員ご挨拶の後、遺伝子研究所
の進捗状況報告。そして請願署名簿の手交のため紹介議員訪問をしました。香川県
支部は、衆議院議員玉木雄一郎氏、宮本徹氏。参議院議員山本博司氏、濱野喜文氏
にお願いに行きました。請願集会後の学習会では先駆けてタートルの会でも講演さ
れた高知大学医学部特任教授の秋澤先生の医療講演がありました。夜は交流会があ
り、各県の方と交流出来ました。特に岡山県支部の方とは卓球の試合をしましょう
という事になりました。交流会では当会の藤目さんが司会を担っていました。
山本博司氏事務所
玉木雄一郎氏事務所 宮本徹氏事務所
2024 年度国会請願集会参加報告 タートルの会 浅野初美
4月10日から12日、2泊3日で、国会請願集会に溝上支部長、事務局の
藤目氏に同行させていただいた。初めての事で戸惑いが多く、皆様にはご迷惑
をかけたが貴重な経験の機会に恵まれたことに感謝すると共に報告する。
1日目、15 時過ぎに東京に到着し、各自自由に久しぶりの東京を楽しむ。
2日目、いよいよ目的の国会請願集会。重々しいセキュリティチェックから
始まる。同行の両先輩方は顔なじみの全国の方々と久しぶりの再会を心から
喜ばれている様子だ。
代表理事の挨拶から集会開始し、北海道支部・山下氏、千葉県支部・赤松氏
の患者家族の生の声と続く。議員席には耳を傾ける見慣れた地元議員の姿が
あり、しっかり心に届けと願った。本会議が迫っているということでバタバタ
した印象の中ではあったが、10人ほどの議員より挨拶がある。そして、遺伝
子治療研究所・浅井氏より遺伝子治療研究の進捗状況報告があり、明るい確か
な兆しを感じられる報告があった。“薬が不要も夢ではない”
その後、参議院議員・濱野喜文氏、山本博司氏、衆議院議員・玉木雄一郎氏
宮本徹氏の議員室へ請願署名簿を手渡すため訪問した。山本議員には直接渡
すことができた。
その後は学習会で昨年、私の所属する「タートルの会」の医療講演会にも
来ていただいた高知大学医学部特任教授・秋澤俊史先生の「パーキンソン病
の根本的治療薬開発を目指して」と題した講演があった。「昨年よりまた一歩
進んだ!」との力強い言葉に心が熱くなり、思わず先生に「治らないとの言葉
に絶望していたが、昨年の先生の言葉に小さな光を感じ日々を送ってきた。
そして今日また伺えたことに感動している」と直接伝えた。再度「大丈夫」と
声をかけていただき、大きな力を戴く。
夜は場所を東京ガーデンパレスに移し、交流会である。全国から集まった交
流会。 溝上支部長と少し席を外して戻ると宮崎県支部の甲斐氏が私の席の料理
を食べている。何とも人懐っこい笑顔である。甲斐氏は集会の進行役を担った方、
溝上支部長とは馴染みの様子、すぐに私も仲間入りさせていただき楽しい時間を
過ごせた。また岡山県支部の方々とは卓球の親善試合実現に向けて話をした。
次々と話が進むことに驚きと喜びを感じる。思いが同じなんだ思う。神奈川県
支部・高垣氏は自分で卓球台を作って楽しんでいるという方だ。「卓球の一番
の魅力は何だ?」と問われた。「上達できれば当然ながら楽しい。しかし、球を
打って返されて、時にカットボールに翻弄され、それをにんまりされて、いつか
とってやるぞ!でも今の私にはとれない。まぐれで取れても浮くのでスマッシュ
を決められる。でも、楽しい。」と答えると大きくうなづいてくれた。楽しい
時間、来年も来たいと本当に思った。
最終日は甲斐氏をはじめとする宮崎県支部の3名の方と鹿児島県支部の方と
溝上支部長と私の6名で豊洲で朝から贅沢なお寿司を楽しむ時間となった。
それぞれが幾多のつらい経験をし、その中から力強く、優しい笑顔をもち、
仲間とともに闘っている。自分がどう進むのか、今回出会った皆様に教わり、
本当の意味で仲間入りさせていただきたいと思う機会となった。
本当にありがとうございました。