高松協同病院 理学療法士 松本健嗣
「パーキンソン病患者に対する新しいリハビリテーションについて」外来部門のセラピストとして、常日頃から実践されている二つのリハビリテーションについて教えていただきました。
1[LSVT]
パーキンソン病の運動障害が起こる要因を分析し、どう介入すれば効果が高まるか設計されている運動法で外来でも入院でも取り組める。大きな動作で動くとともに、実施回数などを大きな声でカウントするのが特徴。
2「Rock Sready Boxing」
ボクシングのいろいろなパンチの打ち方をやフットワークを教わって、実際にトレーナーのミットに向かってパンチするなど、ストレスの解消とリハビリとしての機能回復に効果があるとされている。
当日は会員が10名、今回初めて参加される見学の方が3名でしたが、 「LSVT」運動時のカウントの声や 「Rock Sready Boxing」のパンチの当たる音など、賑やかで楽しい雰囲気の会になりました。
やっぱり、リハビリは大事なお薬だと再認識しました。